助成金と補助金は、何となく同じように使われがちですが、
まったくの別物なんです!
今回は、助成金や補助金支給の流れや両者の共通点、相違点などをまとめてみました。
特に相違点はかなり重要な項目なので、ご紹介させていただきます。
補助金とは?
補助金は、主に経済産業省や地方自治体の管轄であり予算は税金です。
基本的には年数回程度の公募制で給付は「公募→申請書類提出→審査→採択→事業実施→支給申請→給付」といった流れで、補助金は公募から始まり、それを見た各団体が申請書類を提出。主に書類審査が行われ合否での判定で行われます。
助成金とは?
助成金は主に厚生労働省の管轄であり雇用に関するものが多い。基本的に「企業が払っている保険料」を財源としており随時募集を行っている。給付を受けるまでには「実施計画申請→実施→支給申請→給付」という流れになります。代理申請する時には、社労士に依頼しなければ出来ないものも多い。しかし、自分で申請する分には構いません。
補助金と助成金の違いは?
◉ 助成金は主に会社関係の申請が多く、「雇用・労働環境を整える」ことに重点が置かれ主に社会保険労務士や行政書士などが専門家とし
て相談に乗ってくれます。
◉ 補助金は「事業を通じて公益を達成する」ことに重点が置かれているため、コンサルティング会社や中小企業診断士、税理士などが相談
相手となります。
補助金と助成金の金額の違い?
補助金は、一般的には助成金よりも補助金のほうがより規模は大きく、中小企業への補助金となると数百万円~数十億円までのもあります。
助成金は、雇用の増加や能力開発のために支給されるものなので費用としては数十万円ほどで、高くても百万円を超えるくらいのものだ。
助成金は、要件を満たしてさえいれば支給を受けられるものも多い。
要約すると ◉ 雇用や労働環境を整えた事業者に支給されるのが・・・・助成金
◉ 最も優れた事業を提案した者に支給されるのが・・・・・補助金
代表的な助成金
- 雇用調整助成金
- 人材開発支援助成金
- 障害者雇用安定助成金 などがあります。
代表的な補助金
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月次支援金【個人事業主・法人向け】
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事業再構築補助金【個人事業主・法人向け】
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ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(低感染リスク型ビジネス枠)【法人向け】
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小規模事業持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)【個人事業主・法人向け】
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IT導入補助金(特別枠:C・D類型)【法人向け】 などがあります。
このコロナ感染で、経済がかなりのダメージを受けていますが、何とか乗り切ってもらおうと国がかなりの補助金・助成金を出しておりますので、知っている方だけが得をするようなものですが、特に専門家(社労士、行政書士、税理士、) 経済産業省、中小企業庁、厚生労働省のサイトがありますので、当たってみてください。 リンクも付けていますので、ご覧ください。
私も、長年2つくらいの補助金を申請して得た知識がありますので、もしわかる事があればお伝えさせて戴きます。
(IT導入補助金は、わかるんですが、登録方法だけしかわかりません)
お問い合わせは、こちらまで ! (まずは、登録をお願い致します。)
ご登録後、トークをして頂ければお話しは出来ますので、よろしくお願い致します。
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